ダウンザホールハンマー
種類と仕様・構造
ダウンザホールハンマー
- さく井工事
- 基礎工事
- 法面工事
- 建柱工事
- 温泉の口切工事
- 地中熱工事
また、ブローコントロールOリングの脱着で容易に生ブローエアー量が調整できる構造も好評を得ています。土木工事や建柱工事等の大口径掘削で使用されることが多いMシリーズはコストパフォーマンスに優れ、東洋企画独自の様々なアイディアがハンマーの各所に活かされています。
特長
特長
1
特長
2
特長
3
特長
4
主な用途
さく井工事
建柱工事
φ100㎜~φ800㎜程度まで、さまざまな削孔径で使用されています。
アンカー、ロックボルト工事
ソーラーパネル設置用杭工事
仕様・構造
導入をご検討の方、ダウンザホールハンマーについて詳しく知りたい方はぜひご覧ください。
TBH-160 TBH-120 バックハンマー(バルブレスエアーハンマー)
もしも事故が発生した場合、それを解消するためには長い時間がかかり、最悪の場合は孔内のハンマー、ロッド等のツールスが回収不能となり、さらに工事のやり直しが必要となる等、多大な費用がかかります。
一般的に事故発生の予防や回復のための投資額は大きく敬遠されがちであり、たとえ事故が解消されても投資額の割りにメリットが少なくなってしまいます。
バックハンマーは投資額が極めて少ないにもかかわらず、生み出す利益は多大なものとなります。
特長
その1
その2
その3
その4
その5
その6
主な用途
ダウンザホールハンマーのジャミング解消
ダウンザホールハンマーによる二重管工法でのケーシングの回収
オールケーシング掘りの場合のジャミング解消
逆に組みつければ打ち込みハンマーとして利用できます。
※いずれの場合も打撃方向に給圧を加え、レジューサーのネジ緩みには注意してください。レジューサーが緩んだ状態で使用すると本来の打撃力が出ません。また、バックハンマー本体の破損にもつながります。レジューサーの緩みを防止するWレンチも製作しています。ご注文時にご相談ください。
※ラインオイラー(TP0-3)を必ず使用してください。
仕様・構造
導入をご検討の方、バックハンマーについて詳しく知りたい方はぜひご覧ください。
MULTI SUPER DRILL(M.S.D.ハンマー)
- 大口径の基礎工事
- 建柱工事
特長
その1
その2
仕様・構造
導入をご検討の方、M.S.D.ハンマーについて詳しく知りたい方はぜひご覧ください。
導入事例
ダウンザホールハンマーは様々な工事・用途で活用されています。
ここでは一部の事例を紹介します。

よくあるご質問
ダウンザホールハンマーでどれくらいの深度まで掘れますか?
掘削径や使用されるマシン、ロッド、コンプレッサー、地層によっても異なりますので一概には言えませんが、TDH-500EN+140mmビット、2.4MPaのコンプレッサーで500mの実績があります。
現場でハンマーが打撃しなくなりました。考えられる原因を教えてください。
エアーが通っている状態でしたらビットのフットバルブ破損、エアーが通らないときはスライムの逆流の場合が多いです。ロットを継ぎ足した後すぐであれば逆流の場合がほとんどです。
ダウンザホールハンマーは何年くらい使用できますか?
使用状況や保管状態によっても異なりますので何年ということは難しいですが、まずはラインオイラーから十分な量のオイルを送ってやることがハンマーを長持ちさせる1番のポイントです。
長年使っているハンマーがあまり掘れなくなりました。修理できますか?
ダウンザホールハンマーも消耗品です。長年使用するとシリンダー内部やピストンが磨耗することによって打撃力が低下します。このような状態でハンマーを使用すると、ビットチップの早期磨耗や深く掘れなくなる、掘削時間が異常にかかるといった事が起こります。ピストンとシリンダーを購入すると新品のハンマーが買えるくらいの金額となります。買い替えの時期だとお考えください。
ハンマーの消耗はどうしたら分かりますか?
ハンマーはゆっくりと消耗していきますので、なかなかそれに気付かないこともあります。Q4.で例を挙げた以外に、以下のような場合も消耗が考えられます。
- 打撃時にコンプレッサーの圧力ゲージが上がらず、エンジン回転数も落ちない
- 少し湧水量が増えると全く掘れなくなる
- 2.1MPaや2.4MPaの高圧コンプレッサーではそれなりに掘れるが、1.05MPa程度のコンプレッサーでは極端に掘れない
ハンマーで掘削中にスライムが逆流して困ります。
あまり頻繁に逆流する場合はチェックバルブ(逆止弁)周りの点検をおすすめします。逆流の大半は新しくロッドを継ぎ足すときにおこります。十分に時間をかけてスライムを排出し、エアーを止めたらロッドのネジを緩める前にロッド内の残圧を素早く抜いてやることをおすすめします。一般的にはラインオイラーの出口側ボールバルブの先に残圧を抜くためのバルブを組み込みます。
ハンマーを使用するときにオイルをどれくらい送ったらよいですか?
オイルの消費量はハンマーの空気消費量1分間1㎥あたり最低約1㏄必要です。例えば、TDH-500ENを圧力10.5㎏/㎠のコンプレッサーで使用する場合、1分間あたりの空気消費量は8㎥となります。ということは、1分間あたり8㏄のオイルが必要という事です。これを1時間で計算すると8×60=480㏄となり、約0.5ℓのオイルが必要です。高圧用オイラーTPO-7Hの場合、容量は7ℓですから、1日に7~8時間作業すると考えれば満タンにしてから1日半から2日ほどでオイラーが空になるくらいのオイルの量が適量という事になります。なお、ハンマーが新しいうちや、動噴ポンプで水を送りながら掘削する際にはこれより多めに給油するようにしてください。
バックハンマーを使用中、突然打撃しなくなりました。
バックハンマーを使用している際、エアーを送ってもピストンが打撃しなくなることがあります。その場合、ピストンがデッドポイントに入っている可能性があります。1度エアーを止めて、プロテクトリングの排気口からドライバーの様な物を差し込み、ピストンを押して位置を変えてから再度エアーを送ると動き出すことがあります。エアーを入れる時のポイントはバルブをゆっくりではなく、勢いよく開いてエアーを送ることです。そうするとピストンがデッドポイントに入りにくくなります。
ダウンザホールハンマーを使用する際に必要な空気量の計算式を教えてください。
ダウンザホールハンマーを使用する際に必要な空気量は、Q={V(D×D-d×d)}÷1273500で計算できます。 Q:必要な空気量(㎥/min) D:ケーシングパイプ内径または掘削径 d:ハンマーカバー外径またはロッド径 V:風速1100~1500(m/min) ※この計算式で得られる空気量はあくまでも最適な条件の数値です。それ以下の空気量で掘削できないというわけではありません。
大型ダウンザホールハンマーの重量を教えてください。
大型ダウンザホールハンマーの重量に関するお問い合わせをよくいただくので、主な機種の重量を載せておきます。TDHシリーズのハンマーはこのホームページをご参照下さい。
- インガソールランド DHD112W 481㎏
- 鉱研 DD14C 850㎏
- 利根 AD270H 550㎏ AD350H 1100㎏
- サンドビック SD12 492㎏ SD15 941㎏ SD18 1338㎏
※ビット重量は含みません。各ハンマーの重量はメーカーカタログに記載してある重量です。
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